まだ二十七なのに、何もかもが鈍ってしまった。上腕と太腿の筋肉がごっそり落ちて、まるで中年の身体だ。へらへら笑って、電卓を叩いて、嫌いな革靴を履いて、履くたびにそれを磨いて、馬鹿みたいだ。僕の頭は駄目だ。小さい頃から使いすぎて、もう役に立たない。覚えられない。理解できない。大企業にもお役所にも勤めないなら、あんな受験なんかするんじゃなかった。あんなことですり減らすんじゃなかった。計算なんか早くたって無駄じゃないか。計算機があるんだから。僕の頭だって、昔はよく切れた。何も怖くなかった。年を取れば取るほど有能になるんだと信じていた。自分は特別な人間だと思いこんでいた。僕は老いを知らなかった。(老いについて。年下の友人のメールから。)
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うちの犬(13・メス)はかなりのバカ犬なんだけど
まだ子犬だった頃、これまた子供だった妹が抱き上げた瞬間に落としてしまい
頭から地面に激突した事があるという事実が、先日、妹の口から発覚。
「この子がバカになったのはお前のせいか!」と家族で妹を糾弾すると
「違うよ!!」とすごい勢いで否定する妹。
「実は私も『死んだ』と思った」
「しかし抱き上げたら生きていた」
「異常がないかと目を見たら、しっかりと私を見つめ返した」
「しかもその目には、それまでにない知性の光すら宿っていた」
「そして今にも『ウォーター』とか言いそうだった。つーか、言った」
わけのわからん必死の言い訳に、家族揃って噴いたw
それ以来、妹は家族の間で「サリバン先生」と呼ばれている。
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